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オンライン文化祭 開幕

オンライン文化祭2012・熱、開幕しました!
私は「夢見鳥」という作品で参加させていただいております。
ざっと説明すれば(たぶん)和風シリアスファンタジー←

オンライン文化祭については、一昨年からその存在を存じていたのでありますが、昨年は公募を優先すべくなくなく参加を諦め、今年はどうしようかと悩んでいたのですが、「書く」時間が減っていましたし、公募も少し失速気味だったもので。
ここは参加し、自分の尻を叩こう! ということで。
しかしながら学生の時の部誌などでも思っていたのですが、私、その、テーマとか、曲解しすぎじゃね……? と今は不安でいっぱいです(笑)
捻くれ者なので、頭をひねってひねって人と被らないような使い方をしようとしてしまうんですが。がが。

とにかく私も一読者として楽しみたいと思います!!

作品について簡単に追記より。ネタバレ注意なので、読了後にお願いします。



「夢見鳥」
 ……蝶の異称。

熱=血=命、という連想ゲームで形作っております。
血は身体に流れる熱をもったもの、そして命そのもの。そんなイメージ。

鬼はどこか理性的で、贄は狂気を滲ませている。そんな雰囲気を目指そうとして、して、果たして上手くいったのか……(苦笑
私が書くにはなかなか難しい話だったのかもしれません。あんまりこういう雰囲気の話書きませんからね!
救いがなくて、胸を刺すような鋭利さだけをもった話にしたくて、自分なりにがんばりました。オンでのお知り合いがそういった鋭い文章を書くのが上手な方々ばかりで(鋭いだけでなく、こう重い文章がお上手な方もいっぱいいてですね)そういうところを目指したのです。
同じ雰囲気、同じ印象ばかりの話がつまったサイトは嫌だな、と思いまして。


蝶子はわりとだんまりな人だし、棗は口を開くと「おれをころして」と乞うようなヤバイ人で、脳内会議は本当にあらゆる意味で修羅場でありましたが。
テーマの熱は、もちろん血、命を絡ませていましたが、棗の抱いていた狂気めいた熱情も、かすかにでも感じていただければなぁ。なんて。彼は本当に恋に愛に狂っておりました。表面的には普通を装って、そのくせ中ではもう「ころして」とそれだけを思っている。

蝶子は自分に縋りついてくる幼子が、自分に情を抱かないようにと「あなたをころして~」と言っていたわけですが、棗にとってはそれはつまり蝶子を救う手段なのだと、思ってしまったわけです。
自分が蝶子に殺されれば、蝶子は自由になれる、と。
それは棗の中にしっかりと根付いて、それならば。いつか蝶子が再び目覚めないように、この北條も滅ぼさなければ。となったのでしょう。

ひたすら自分でも考えていたのですが、彼らは「恋」だったのか、「愛」だったのか。
棗は蝶子を間違いなく「愛していた」し、蝶子に「恋していた」のでしょう。
たぶん、今の私が思うのは、これは棗の一生をかけた恋の話だったのではないかと。蝶子は、本当に話してくれなくて、でも私が感じるのは蝶子にとっては「恋」でも「愛」でもなかった、と。
あるのは、己の子に対する深い何かだけで。

わりと恋愛関係ばかりに発展するうちの子たちの中では、とても珍しい子たちだなぁ、と思いました。


と簡単に書くつもりが長々と。
自分でもまだまだ整理のついていないもので、もしかすれば自分の中でもこの作品がなんだったのか、あとから分かるかもしれません(笑)

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